お顔にシワが寄り、元気がなさそうなまったりさん。

 

まったりさんは中に細かいビーズが入った、ビーズクッションタイプの患者様です。

当院では、ビーズが入った患者様の治療やビーズの取り替えも出来る限り対応しております。

 

まったりさんは、ビーズの減りはもちろん、外側の皮膚(生地)自体も全体的にとても弱っている状態でした。

 

別の皮膚を完全移植してしまうと、まったりさんの伸縮性や絶妙な風合いが残しづらいと考え、今回は今ある皮膚をなるべく補強しつつ、ビーズの入れ直しを含めて元気な姿に近づける治療方法をご提案しました。

 

中のビーズは一度すべて抜き、

皮膚(生地)の縫い目をほぼ全てほどき、ばらした状態の皮膚に接着芯を貼り補強をします。

 

 

縫い直していく際も、裂けやすそうなところは少々縫い込みます。

表面にある小さな傷は、細めの糸で縫合しました。

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※照明の関係で色味が違って見えますが、色も変化はありません。

 

皮膚が回復したら、中のビーズを詰め直していきます。

まったりさんのゆるっとしたシルエットを生かせるよう、詰め具合いを何度か微調整しました。

元気になってご満悦のまったりさん。⇂

 

ぽってりお口もキュート♪

 

これで心置きなくまったり♪